我が家のリビング、和室、トイレ、自室の扉は引き戸になっているんですが、これがなかなかどうして、便利な機能がついていてストレスフリーなんです。今回は、それなりに気に入っている引き戸について。
「ガン!」と閉まらない今どきの引き戸
今までの引き戸といえば、強く閉めすぎると「ガン!」と壁とぶつかってうるさかったり、ぴったりと閉まらなかったりしてストレスになってましたよね?
それが、今どきの引き戸には「ソフトクローズ」と呼ばれる機能が入っていて、引き戸が閉まる直前にブレーキがかかり、その後ゆっくりと閉まりきってくれるんです。
どんなに強く閉めてもソフトクローズ機能が勢いを殺して静かに閉めてくれるので、急いでいる時に力を入れ過ぎた時も安心ですし、ちゃんと閉まるか最後まで見届けなくても済みます。
この機能を作った人、本当にグッジョブです!
扉を開けるためのスペースが必要ない
引き戸には他にもメリットを感じています。
開き戸(普通のドア)の場合は開くための独特のスペース(設計図上だと扇形のやつ)が必要で、場所によっては行き来に邪魔だったり、開けた時に人とぶつかったりします。
引き戸は壁側に収まるスペースさえあればOKなので、開き戸よりもスマートです。
冬場だけに起きる「ちゃんと閉まらない問題」
引き戸についてはおおむね満足しているんですが、少し気になる点もあります。
それは「冬場、ソフトクローズが機能しなくなる場合がある」ということです。
詳しく説明すると、「超音波式の加湿器を使っている場合にのみ、近くにある引き戸のソフトクローズ機能が上手く作動しなくなる」という現象です。
原因は、超音波式の加湿器から出る白い粉(水道水に含まれているカルキやミネラルが結晶化したもの)にありまして、加湿器の使用中は周りの壁や家具に白い汚れが付くようになります。
これが引き戸のソフトクローズ機構にも付着することで、いつも通りの動きをしなくなって中途半端に止まったり、逆にブレーキが利かずにガン!とぶつかったりします。
超音波式の加湿器を使っていない部屋の引き戸は、いつも通りソフトクローズが機能しているところを見ると、白い粉が原因なのは確実ですね。
「それなら超音波式の加湿器を使わなければ良いじゃん」となりますが、我が家的に音波式がベストな物で・・・。
一応、加湿器を使わなくなる春からこの症状は治まるので、一時的な現象として割り切っています。
引き戸のまとめ
引き戸については、加湿器の件以外は特にデメリットはなく、メリットの方が上回っていると思うので、家を建てるなら引き戸をオススメします。
- 静かにピッタリ閉まるので、ストレスフリー
- 扉を開けるスペースが必要ない
- 冬場はクローザーが機能しない場合あり
以上、家を建てる上での参考になれば幸いです。
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